Last Update 2012.3.1
       

  南海電鉄の先頭車の前頭部に
  付けられた行先板です。

  行先板は,
  機械式行先表示機に代わり,
  さらに,LED式行先表示機に
  代わりつつあります。

  以前,終着駅には,
  多種類の行先板が並べられ,
  運転士が,
  行先板を換えていました。

  行先板は,遠くからでも,
  列車種別と行先が判るように,
  工夫されていました。

  鉄道会社により
  行先板の形状・大きさ,
  表示方法・字体・塗色に
  特徴がありました。
  南海電鉄の行先板は,
  大型円形板(直径50cm)に
  ペンキ書きでした。
  急行用には,
  太字“急”で表示していました。

  南海電鉄は,
  大阪・難波と和歌山,高野山を
  結びます。

  三日市町は高野線の駅です。

  この行先板は,
  大阪・難波と三日市町間の
  区間急行と各駅停車用です。

  下のカラー写真から,
  1970年代の難波駅では,
  行先板を付けた列車が発着し,
  ホームの端に,
  行先板が並べられている様子が
  判ります。