Last Update 2008.6.1 | ||
直流電気機関車“EF65 8”の前頭部です。 厚い鉄板に,クロームめっきされた番号板が,ボルトで貼り付けられています。 戦後に製造された機関車の多くは,ナンバープレートではなく, 直接,車体に番号板が張付けられていますので,車体の一部を切取って保存することになります。 ナンバープレートとは異なり,大きさがまちまちで,塗装が剥れるなど集めるには,割りきりが必要です。 EF65 8は,1965年/昭和40年に製造されました。 EF65 8は,国鉄最終年の1987年/昭和62年に廃車になり,岡山に留置されていましたが, その後に貨物輸送が活性化した1989年/平成元年に,清算事業団からEF65 19輌が車籍復帰したときに, 広島区に配置され,1994年/平成6年まで活躍しました。 最終配置区は,高崎区でした。 |
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EF65 8の写真は残念ながら,ありませんが, EF65 8と同じ運命で, 廃車留置から車籍復帰したEF65 5の写真がありました。 EF65 5は,復帰後,岡山区に配置されました。 この写真は,1978年/昭和53年に 新鶴見機関区・公開日に撮影しました。 EF65は,平坦線区用直流電気の標準機として, 4タイプ 308輌が製造されました。 ・一般型〔貨物用〕 1〜135号機 ・P型〔寝台特急用〕 501〜512,527〜531号機 ・F型〔高速貨物用〕 513〜526,532〜534号機 ・PF型〔客貨用〕 1001〜1139号機 EF65は,平成20年4月現在120輌が在籍しています。 このうち,EF65 8と同じ一般型は, 岡山区で,約10輌が最期の活躍をしています。 |
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