Last Update 2008.12.1
       
   夜行急行“銀河”


  終戦直後の1945年/昭和20年11月20日,東京−大阪間に夜行急行が復活しました。 
  1949年/昭和24年,東京−大阪間の夜行急行として“銀河”,“明星”,“流星”の3往復が誕生しました。

  その後,“彗星(←流星)”,“月光”,“出雲”,“あかつき”,“金星”,“すばる”が加わり,
  東海道新幹線開通前には,7往復の東京−大阪間の銀河系・夜行急行が運行されていました。

  しかし,東海道新幹線開通の1964年/昭和39年に“銀河”“明星”“金星”“月光”の4往復に縮減されました。
  さらに,1968年/昭和43年“銀河1号・2号”の2往復になり,1975年/昭和50年には“銀河”1往復になりました。

  “銀河”は,1976年/昭和51年に,旧型客車からブルートレイン(20系)に変更になり,
  1985年/昭和60年に14系に変更,翌年に24系に変更になり,特急グレード2段寝台急行して運転されていました。

  半世紀に亘り,夜の東海道本線を走り続けた最後の寝台急行 “銀河” は,
  2008年/平成20年3月15日に廃止になりました。


  撮影当時の1975年/昭和50年の“銀河”は,EF58+旧型客車で運行され,夜行列車全盛期を彷彿させてくれました。
  また,季節列車として “銀河51・52号”,下り臨時列車として “銀河53号” も存置されていました。

   【銀河】     東京2245発 → 大阪800着, 大阪2310発 → 東京936着
   【銀河51・52号】 東京2150発 → 大阪738着, 大阪2330発 → 品川934着
   【銀河53号】   東京2359発 → 京都927着


撮影/1975  銀河  根府川−真鶴

EF58 128+スハフ43-スハ44-オハネフ12-オハネ12-スハネ16-スハネ16-スハネ16-スハネ16-スハネ16-スハネ16-スハネ16-オロネ10-オハネフ12
撮影/1975  季節列車 銀河52号  根府川−真鶴

EF58 83+14系客車