Last Update 2010.6.1
     

 電車を留置するとき,車輪とレールの間に
 木製の車輪止めを挟みます。

 車輪止めを忘れた電車が,
 夜中に無人で走る事故がありました。

 車輪止めは,車体の床下に装備されてます。


 この車輪止めは,阪急電鉄5751号用です。

 5751号を含む5201F編成は,
 1995年/平成7年の阪神・淡路大震災で,
 伊丹駅で被災し,修復されました。

   5201-5701-5741-5711-5751-5251

 1998年/平成10年に,
 今津南線,甲陽線のワンマン化により
 休車となり,1年ほど留置されたのち,
 2000年/平成12年に廃車になりました。


 車体番号が記載された車輪止めは,
 車輌を偲ぶ記念品です。

阪急電鉄 5057号の車輪止め
 ●阪急電鉄5200系

 5200系は,5000系冷房化増備車の存在であり,
 性能は5000系に準じています。
 阪急初の新製冷房車として,
 1970〜1971年/昭和45〜46年に25輌が製造されました。

 5200系は,製造当初より,
 神戸線用として西宮車庫に配属され,
 神戸線,その支線で運用されました。
 2000年/平成12年に廃車になりました。