Last Update 2011.9.1
       
    養老線
    養老線は,桑名から大垣を経由して,揖斐までを結ぶ57.5km,軌間1067mmの路線です。 
    当時は,近畿日本鉄道の運営でしたが,現在は養老鉄道が運営しています。

    撮影した5802は,1923年/大正12年に,大阪鉄道デイ1形として登場してモ5601形に改番されたのち,
    1955年/昭和30年に鋼体化して誕生した電車です。
    南大阪線・吉野線で運用されたあと,1970年/昭和45年から1979年/昭和54年まで,養老線に運用されました。

    当時の養老線には,大垣-桑名を短絡する国鉄直通の貨物列車が運行しており,電気機関車が配置されていました。
    撮影したデ11は,元 伊勢電気鉄道511形電気機関車として登場し,名古屋線で運用されましたが,
    名古屋線が広軌に改軌(1959年/昭和34年)のとき,養老線専用になり,1983年/昭和58年まで運用されました。
撮影) 1976  桑名  養老行き急行列車 モ5801形・モ5802ほか
撮影) 1976  桑名  養老行き急行列車 モ5801形
撮影) 1976  桑名  デ11