Last Update 2012.9.1 | ||
1991年/平成3年当時,勤務先の工場が,新湊(現 六渡寺)にあり, 加越能鉄道・万葉線(高岡駅前-越ノ潟 12.8km)に乗車しました。 万葉線は,正式には, 高岡軌道線(高岡駅前-六渡寺)と新湊港線(六渡寺-越ノ潟)の2路線ですが, 万葉集を編集した大伴家持が,越中国守として高岡赴任したことに因んで, 1980年/昭和55年に,“万葉線”という愛称が付けられました。 その後,加越能鉄道が,万葉線廃止の意向を示したことから, 高岡市と新湊市(現 射水市)が,第三セクタ “万葉線株式会社” を設立して, 2002年/平成14年,加越能鉄道から事業譲渡され万葉線を運営しています。 現在は,アイトラム(超低床2車体連接車)が主体に運転されています。 |
1995.10.18 高岡駅前 〔加越能鉄道 万葉線〕 | ||
*Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。 |
当時の万葉線には, 7000形,7060形,7070形の ほぼ同仕様の路面電車が 運用されていました。 7073号 1991.9.28 広小路 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7073号 | |
富山地方鉄道7000形と 重複をさけて, 加越能鉄道7000形は, 7051〜7053として 登場しました。 1961年/昭和36年の製造です。 デ7053号 1991.9.26 六渡寺 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7053号 | |
高岡駅前から六渡寺までは, 高岡軌道線, 六渡寺から越ノ潟までは, 新湊港線です。 デ7053号 1991.9.26 六渡寺 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7053号 | |
デ7070形は, 1967年/昭和42年に デ7071〜7076の6両が 製造されました。 ほぼ同じ仕様です。 デ7071号とデ7053号 1991.9.26 六渡寺 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7071号と7053号 | |
現在,7000形,7060形は 廃車になり, 7070形 6輌が在籍しています。 デ7071号 1991.9.26 六渡寺 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7071号 | |
新湊港線(六渡寺-越ノ潟)は, 元 富山地方鉄道・射水線の 一部でした。 富山新港の建設により 射水線が分断され, 越ノ潟 - 新湊(現・六渡寺)が 1966年/昭和41年, 加越能鉄道に譲渡されました。 富山地方鉄道・射水線は, 1980年/昭和55年, 廃止になりました。 庄川を渡るデ7070形 1991.9.26 六渡寺-庄川口 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
デ7070形 | |
庄川を渡るデ7070形 1991.9.26 六渡寺-庄川口 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
デ7070形 | |
加越能鉄道時代の車体は, クリームとオレンジの 塗分けて゜したが, 万葉線に移管されたあとは, 黄色地に白・青・グレーの 新塗色になっています。 デ7076号 1991.9.26 六渡寺-庄川口 〔加越能鉄道 万葉線〕 |
|
7076号 |