新幹線300系電車は,東海道・山陽新幹線“のぞみ”用として製造されました。
300系電車は,航空機に対抗して,東京-新大阪を2時間30分で運行できるように,
運転速度は270km/hに設定されました。
1992年/平成4年3月14日,“のぞみ”2往復,“ひかり”1往復の運用に登場しました。
翌年3月18日からは,“のぞみ”1本/時の運転が開始されました。
その後も増備が続き,1998年/平成10年まで,JR東海のJ編成 61編成・976輌,
JR西日本のF編成 9編成・144輌,合わせて,70編成・1120輌が製造されました。
しかし,500系,700系電車の導入により,300系電車は
2001年/平成13年以降,“のぞみ”運用から離脱し,“ひかり”“こだま”に運用され,
2007年/平成19年から,所定の経年である製造後13年を過ぎた車両から廃車になりました。
2011年/平成23年11月には,300系電車は8編成にまで減少しました。
2012年/平成24年3月16日,300系電車は運用を終了します。 Goodbye! 300系
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