Last Update 2013.6.1
      
    犬山橋
撮影 1985.11.2  新鵜沼-犬山遊園 〔名古屋鉄道 犬山線

    懐かしい名鉄電車が,車と一緒に,犬山橋をゆっくりと渡りました。

    現在,電車と車が一緒に犬山橋を渡る風景も,パノラマカーも見ることはできません。

 *Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。
  3400系

  犬山橋は,1925年/大正14年に建設され,
  1926年/昭和元年から
  鉄道の運行が開始されました。

  犬山橋は,名鉄の所有物扱いであり
  橋における交通整理は,
  名鉄が行っていました。

  
急行 犬山経由新岐阜行 3400系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  6000・6500系

  犬山橋の道路の交通量が増加し,
  車と電車との接触事故が発生するようになり,
  電車の運行の支障になっていたことから,
  道路と歩道は,
  並行して架設された“ツインブリッジ”に移り,
  旧橋は電車専用になりました。

  急行 豊川稲荷行  6000・6500系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  モ3600形

  犬山橋は,
  橋長は223 m,幅員は16 mの三連トラス橋です。
  橋の北端が新鵜沼駅に,
  南端が犬山遊園駅に隣接しています。

  普通 新岐阜行 3600形 3602

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  7300系

  7300系は,旧型電車の機器を流用して
  7000系パノラマカーの同等の車体として
  1971年/昭和46年に製造されました。

  1997年/平成9年に,大半の7300系電車が,
  豊橋鉄道に譲渡され
  渥美線で2002年/平成14年まで活躍しました。

  普通 犬山行 7300系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  パノラマカー7000系

  7000系は,1961年/昭和36年に登場した
  名鉄を代表する特急電車です。
  パノラマカーの愛称で
  2009年/平成21年まで,48年間を走りました。

  特急 犬山行 7000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  パノラマカー7000系

  7000系は,
  鮮やかなスカーレット塗装で登場しました。
  7000系のスカーレット塗装は,
  1968年/昭和43年から優等電車の塗色になり,
  1970年代後半からは,
  全ての名鉄電車に,適用されました。

  特急 内海行  7000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  6000系

  6000系は,1976年/昭和51年に登場した
  通勤型電車です。
  6000系・6500系・6800系は,
  113編成・322両が在籍し,
  豊田線・小牧線を除く名鉄のほぼ全路線で
  普通から快速急行までの種別で
  運用されています。

  普通 犬山行  6000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  3600形

  モ3600形は,1941年/昭和16年,
  特急型電車モ3350形として登場しました。
  1987年/昭和62年までに全車廃車になりました。

  普通 新岐阜行 3600形 3601

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  3550形

  3550形は,1943年/昭和18年に登場しました。
  3扉・ロングシート車であり,
  ラッシュ輸送に活躍しました。
  1988年/昭和63年までに
  6000系に追われて,引退しました。

  普通 犬山行  3550形  3552

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  5000系

  5000系は,1955年/昭和30年に登場しました。
  軽量化のため,
  全金属製のセミモノコック構造が採用され,
  丸みを帯びた車体が特徴です。
  非貫通で傾斜のついた曲面ガラス2枚窓の
  デザインは印象的でした。

  急行 犬山経由新岐阜行  5000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  3400系

  3400系は,1937年/昭和12年に登場した
  流線形の特急電車でした。
  “いもむし”の愛称で人気がありました。
  3400系は,
  2002年/平成14年に廃車になりました。


  急行 知多半田  3400系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  6000系

  6000系は,
  混雑緩和や旧形車両の取り替え用に
  1976年/昭和51年から10年間に亘って,
  製造されました。
  名鉄における最大勢力になっりました。
  そのため,同じ系列でも,
  製造年によって外観や仕様に変化があります。

  普通 犬山経由新岐阜行  6000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  パノラマカー7000系

  7000系グループは,
  パノラマカー7000系のほか,
  中間車を先頭車改造した7100系,
  先頭車(運転台)以外が同設計の7700系,
  性能アップの7500系があります。


  特急 犬山行  7000系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線
  7700系

  7700系は,1973年/昭和48年に登場しました。
  中間車は,7000系と同じですが,
  途中駅における増・解結運用を考慮して,
  先頭車は運転台が2階ではなく,
  一般車と同じ構造になっています。

  特急 犬山経由新岐阜行  7700系

  撮影 1985.11.2
      新鵜沼-犬山遊園
      〔名古屋鉄道 犬山線