MT200形主電動機は,0系新幹線電車のモータです。
この銘板を付けたモータは,1975年/昭和50年1月に富士電機で製造されました。
0系新幹線電車は,1964年/昭和39年の東海道新幹線の開業から
1986年/昭和61年までに,3216輌が製造されました。
0系新幹線電車登場時のモータは,連続定格出力185kWのMT200形でしたが,
1973年/昭和48年度の新造車から,225kWに増強したMT200B形が搭載されました。
1992年/平成4年以降,0系の主電動機は高出力のMT200Bに統一されました。
0系新幹線電車は全車輌がモータを4基装着し,16輌で14400kWの出力でした。
0系新幹線電車は,1999年/平成11年に東海道新幹線から撤退,
短編成改造された車両が,その後も山陽新幹線の“こだま”運用で活躍しましたが,
2008年/平成20年に引退しました。
なお,N700系新幹線電車のモータの連続定格出力は305kWです。
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