直流電気機関車EF65 35号機の速度計です。
EF65は,1965年/昭和40年,国鉄の標準型機関車として登場しました。
1979年/昭和54年までに,308輌が製造され,
EF65形0番台135輌(1〜135号機)が貨物列車牽引用として製造されました。
EF65は,東海道・山陽本線を始め,全国の直流区間の平坦線区で活躍しました。
EF65形0番台は,2011年/平成23年に,運用から離脱しましたが,
EF65形1000番台は,現在でも運用されています。
EF65 35号機は,1次車(1〜47号機)として,1965年/昭和40年に東芝で製造され,
稲沢第2機関区に配置されました。
2003年/平成15年12月に廃車されました。
EF65の最高速度は110km/hです。
運転士は,運転席の前部に取り付けられたこの速度計を常に確認しながら,
長大な貨物列車を運転したことでしょう。
速度計の上部には,速度計器を照らすランプが付けられていました。
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