Last Update 2014.12.1
     
  小樽市の東部,函館本線の朝里-張碓-銭函は,
  切り立った断崖が迫る日本海沿いを走ります。

  1968年/昭和43年,小樽-滝川間が北海道で初めて電化されました。
  翌年,旭川まで電化され,
  北海道用に開発された711系交流電車が小樽-札幌-旭川を
  急行かむい,普通列車として運転を開始しました。

  1974年/昭和49年,銭函で列車撮影しました。

  当時の函館本線の主役は,
  711系交流電車,ED76 500交流電気機関車でした。
  キハ22,キハ45,キハ56などの混結列車も走っていました。
ED76 516牽引客車列車   1974.8.20   銭函-張碓〔函館本線〕
*Photo画面をクリックすると,大画面でご覧いただけます。
  ED76牽引客車列車

  ED76は交流電気機関車です。
  九州用と北海道用が
  製造されました。
  北海道用は500番台とされ
  前面に貫通扉が
  設けられています。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
ED76牽引客車列車
  ED76牽引貨物列車

  ED76は函館本線の
  客貨列車を牽引しました。
  22輌が配置されましたが
  1994年/平成6年に
  全車が廃車になりました。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
ED76牽引貨物列車
  711系電車

  711系電車は,
  函館本線の電化のとき,
  北海道用として登場した
  交流用近郊型電車です。
  急行かむいや,
  小樽-札幌-旭川の
  普通列車に活躍しました。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
711系電車
  711系電車

  711系電車は,
  721系,731系の登場から
  廃車が進み,現在,
  42輌が運用されてますが
  2014年度末の引退が
  発表されています。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
711系電車
  711系電車

  711系電車は,
  札幌-旭川間の急行
  かむい,さちかぜに
  運用されました。

  711系かむいは,
  1968年/昭和43年に登場
  711系さちかぜは,
  1971年/昭和46年に登場

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
711系電車
  キハ22形列車

  キハ22形は,
  北海道の酷寒地向けの
  ディーゼルカーとして
  1958年/昭和33年に
  登場しました。
  当時,普通列車のほか,
  ローカル急行にも
  運用されていました。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
キハ22形列車
  キハ22形キハ56形列車

  ディーゼル列車には,
  異形式の車輌を
  連結した編成も多く
  運用されました。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
キハ22形キハ56形列車
  キハ45系列車

  1966-67年/昭和41-42年,
  酷寒地用キハ45系として
  キハ24,キハ46が
  登場しました。
  1992年/平成4年から
  廃車になりました。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
キハ45系列車
  キハ45系列車

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
キハ45系列車
  DD51牽引貨物列車

  DD51は,
  北海道の幹線で活躍する
  ディーゼル機関車です。
  ブルートレイン北斗星など
  牽引しています。

  1974.8.20
  銭函-張碓〔函館本線〕
DD51牽引貨物列車