Last Update 2015.3.1
       

  近鉄の前身である参宮急行電鉄が,大阪・上本町-伊勢・宇治山田を高速運転するため,
  昭和14〜16年に製造した大型電車・2200形(新)に付けられた形式板です。

  2200形は,1932年/昭和7年から大阪上本町-宇治山田間の特急に運用されました。
  戦後間もない1947年/昭和22年,特急専用車として整備・運用されましたが,
  1949年/昭和24年から1974年/昭和48年まで,急行運用に活躍しました。

  その後,ローカル線の普通列車に運用されましたが,
  1976年/昭和51年までに,ほとんどが廃車になりました。

  2200形は,格好の良い素晴らしい電車でした。


  2200形が急行運用を離脱した
  1974年/昭和49年当時,
  2200形を撮影のため,
  高安車庫に通いました。

  2200形は急行運用終了後も,
  1400形とともに,
  鮮魚列車や荷物列車に運用されており
  高安車庫では,
  2200形を見ることができました。
  また,2200形,1400形の解体作業も
  行われていました。



← モ2232に取付けられている形式板
   1974年,高安車庫で撮影
1973 伊賀神戸
1975 久宝寺口-近鉄八尾