Last Update 2016.12.1
       
 ●切符のメッセージ: 切符が発信する情報量は多く,当時のことを想うことができます。

1974年/昭和49年12月24日敦賀駅発行 米原発・東京行・新幹線自由席特急券 1800円

  この切符は,1974年/昭和49年12月24日,敦賀駅発行の米原から東京までの新幹線自由席特急券です。
  当時の新幹線自由席特急券には,乗車できる列車として,ひかり号,こだま号が記載されていました。

  新幹線開業の1964年/昭和39年当時,ひかり号,こだま号を含む特急列車は全席指定でした。
  ひかり号は超特急,こだま号は特急として区別されていました。

  1965年/昭和40年から特急列車に自由席・特定区間が設定され,こだま号に自由席が設けられました。
  このとき,列車指定(こだまX号・自由席)されましたが,翌年1966年/昭和41年には列車指定はなくなりました。

  その後,新幹線岡山開業の1972年/昭和47年,ひかり号にも自由席(1〜4号車)が設けられ,
  ひかり号とこだま号の料金が一本化されましたが,
  東京-名古屋間に限っては400円の差がつけられ,この区間の新幹線自由席特急券には,
  ひかり号とこだま号に乗車できるものと,こだま号に限り乗車できるものの2種類がありました。
  これも,新幹線博多開業の1975年/昭和50年には統一されて区別はなくなりました。

 

新幹線自由席特急券

名古屋 → 東京

発売日共2日間有効
ひかり号自由席に限り有効
1600円

昭和49年12月24日 名古屋駅発行

新幹線自由席特急券

三島 → 東京

発売日共2日間有効
こだま号自由席に限り有効
800円

昭和49年12月24日 三島駅発行

新幹線自由席特急券

新大阪 → 東京

発売日共2日間有効
特別急行列車の自由席に限り有効
2100円

昭和49年12月24日 (交)新大阪駅内発行

新幹線自由席特急券

姫路 → 名古屋

発売日共2日間有効
特別急行列車の自由席に限り有効
1000円

昭和50年2月21日 姫路駅発行

新幹線自由席特急券

名古屋 → 東京

発売日共2日間有効
2100円

昭和50年6月30日 新大阪駅発行

新幹線自由席特急券

新大阪 → 東京

発売日共2日間有効
4000円

昭和54年10月5日 新大阪駅発行