5200系・5205F編成が,2014年9月から近鉄エリアキャンペーン記念列車として,
旧特急用車輌2200系・2250系のブルーにクリームの旧特急塗色に復刻されました。
キャンペーン終了後も,広告を外してそのまま運用されています。
このブルーにクリームの旧特急塗色は,
1947年/昭和22年に,2200系(元参宮急行電鉄)の一部を特別整備して,
近鉄が全国で戦後初の有料特急を運転したときに採用された塗色です。
1953年/昭和28年,
後継の特急専用車として,ブルーにクリーム塗色の2250系が登場します。
しかし,1958年/昭和33年,
10000系初代ビスタカー,翌年に10100系2代目ビスタカーが,
ブルーとオレンジ塗色で登場し,現在の近鉄特急のイメージを作り上げました。
5200系は,大阪線,名古屋線の長距離急行・団体用車輛として1988年に登場しました。
近鉄標準塗色のシルキーホワイトとマルーンレッドのツートンカラーで活躍しています。
Again! 近畿日本鉄道,旧特急塗色
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