Last Update 2019.6.1
      
 京阪電車       京都市電       国鉄


  1978年/昭和53年・春に,京阪電車,京都市電,国電を撮影しました。

  当時,京阪電車は,三条-七条間を鴨川沿いの地上を走っていました。
  三条駅は,京阪本線・京津線の発着,バスターミナルとして賑わう交通拠点,
  “京阪三条”と呼ばれていました。
  三条駅,四条駅,七条駅では,線路は道路と平面交差しており,
  駅員が旗を振って交通整理をしていました。

  京阪特急用3000系は,テレビを設置した“テレビカー”を連結し,
  テレビカー側面には朱色でテレビカーと表記されていました。

  三条と浜大津を結ぶ京津線は,
  三条付近では,2輌編成の電車が道路併用軌道を走りました。
  当時は,緑と淡緑塗色の80型が普通,
  京阪特急塗色(赤とオレンジ)の260型が準急・急行として運用されていました。

  京都市電は,最盛期の営業路線76.8km,在籍車輌351輌でしたが,
  1970年から路線廃止が進められ,
  1978年9月30日,最後に残った外周路線の廃止により京都市電は全廃しました。

  京都駅近くの跨線橋から,新幹線0系を写楽ポスタを背景に撮影しました。
  当時の東海道新幹線は0系電車のみの運行でした。100系の登場は1985年です。

  今は見られない懐かしい京都の電車たちです。

京阪電車 淀屋橋行特急 3000系(3008)       1978 七条〔京阪電鉄 本線〕
京都市電 京都駅行 1800形(1818)       1978 七条大橋〔京都市電 七条線〕
京都駅を発車する0系新幹線電車  1978 京都〔東海道新幹線〕