ステンレス車体のEF30 22輌とEF81 300 4輌は,門司機関区に配置され,
関門トンネルを通過する全ての客車・貨物列車を牽引しました。
関門トンネルは,上り線 3604m,下り線 3614m,海底部 1140mです。
旅客列車は門司-下関〔6.3km〕,貨物列車は門司操車場-幡生操車場〔10.4km〕を走行しました。
EF30とEF81 300は,交直流電気機関車です。
山陽本線は直流電化,鹿児島本線は交流電化であるため,
門司駅構内のデッドセクションで,直流と交流を転換して運行しています。
現在は,EF81 300,400(1986-87年改造),450(1991年新造)が配置されています。
EF81 400,450は,耐塩対策した鋼製車体で,塗装されています。
EF81 301とEF81 302の2輌も,常磐線に配置されたときから,ローズピンクに塗装されています。
Mr.Silver(無塗装・ステンレス車体)は,EF81 303とEF81
304の2輌だけになりました。
|