1400形は,近鉄(近畿日本鉄道)の前身である大阪電気軌道が,1939〜40年/昭和14〜15年に製造しました。
電動車デボ1400形(1400〜1415)16輌と制御車クボ1500形(1500〜1504)5輌の21輌が誕生しました。
近鉄は,1962年/昭和37年に,車輌番号の0起番を1起番に改番しましたので,
モ1400はモ1416,ク1500はク1505に改番されました。
1400形が最期の活躍をした1973〜1975年/昭和48〜50年に,
モ1400形16輌のうちの8輌とク1500形5輌のうちの3輌の計11輌を記録することができました。
1974年/昭和49年,1401,1402,1403,1405,1407,1409,1416,1503,1504,1505の10輌が廃車になりました。
残ったモ1400形 9輌は電動貨車モワ10形 モワ11〜19に,ク1500形 2輌はクワ50形 クワ51・52に改番されました。
これらの車輌は,1983年/昭和58年に廃車になりました。
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