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瀬野八を終えた補機は,
八本松駅手前で走行解放 あるいは
西条駅で解放されたあと,
瀬野機関区に回送されます。
山陽本線は列車密度が高いため,
単機回送はなく,
重連,2重連,4重連で回送されました。
EF59の4重連回送
EF59 13+EF59 6+EF59+EF59 3
撮影 1974.3.19
八本松-瀬野 |
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1977年/昭和52年,
後継機としてEF61200番台が開発されましたが,
不具合があり,8輌の投入に止まり,
1200t列車には,EF59の重連運用が継続しました。
しかし,1982年/昭和57年から,
EF67が開発・増備されたため,
EF59の廃車が進み,
1986年/昭和61年までに全車が離脱しました。
貨物列車を押すEF59 11+EF59 22
撮影 1974.3.19
八本松-瀬野
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EF59は,回送のとき, 先頭になる下り側正面に,
警戒のため,ゼブラ塗装がなされていました。
回送列車の後ろ姿は,
往年のEF53,EF56を彷彿しました。
EF59の4重連回送
EF59 5ほか
撮影 1974.3.19
八本松-瀬野 |
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貨物列車を押すEF59重連
撮影 1974.3.19
八本松-瀬野
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EF59 17は,EF53 14の改造です。
EF53は,1932年/昭和7年に登場した
旅客用電気機関車です。
登場後は,
東海道本線 東京 - 沼津の電化区間における
特急“富士” “つばめ” など
優等列車の牽引を担当しました。
EF59の4重連回送
EF59 17ほか
撮影 1974.3.19
八本松-瀬野 |
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EF53から改造されたEF59は19輌でした。
EF59 1は,EF53 8からの改造です。
EF59 1 ← EF53 8 EF5911 ← EF53 2
EF59 2 ← EF53 9 EF5912 ← EF5310
EF59 3 ← EF53 3 EF5913 ← EF5319
EF59 4 ← EF5311 EF5914 ← EF5316
EF59 5 ← EF5312 EF5915 ← EF5318
EF59 6 ← EF53 5 EF5916 ← EF5317
EF59 7 ← EF53 6 EF5917 ← EF5314
EF59 8 ← EF53 7 EF5918 ← EF5315
EF59 9 ← EF53 4 EF5919 ← EF5313
EF5910 ← EF53 1
瀬野機関区のEF59 1
撮影 1974.3.19
瀬野機関区 |
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EF59 22は,EF56 3からの改造です。
EF56は,EF53をベースに,
製造された旅客用電気機関車です。
EF56は,1937年/昭和12年に1〜7号機,
1940年/昭和15年に8〜12号機が登場し,
東海道本線に運用されました。
その後,東北本線に移動し,
瀬野八にやってきました。
瀬野機関区のEF59 22
撮影 1974.3.19
瀬野機関区 |
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EF56から改造されたEF59は5輌でした。
EF59 22は,EF56 3からの改造です。
EF59 20 ← EF56 1
EF59 21 ← EF56 2
EF59 22 ← EF56 3
EF59 23 ← EF56 5
EF59 24 ← EF56 12
瀬野機関区のEF59 22
撮影 1974.3.19
瀬野機関区 |