|
ボーイング747は,
ジャンボジェットとして親しまれる旅客機です。
航空機による安価な大量輸送を実現しました。
全日空,日本航空は,
多数のボーイング747を保有していましたが,
現在,日本籍の商用旅客ボーイング747は,
全日空の747-400D 8機になっています。
写真の機材 JA8147は,
2004年/平成16年に退役・解体されました。
ボーイング 747 JA8147
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
トライスターは,ロッキード社が起死回生のため
投入した航空機です。
全日空は,1974年/昭和49年から導入,
21機保有しました。
この導入に関連して発生の
ロッキード事件(当時首相の田中角栄収賄)が
記憶に残りっています。
ロッキード L-1011 トライスター
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
トライスターは,
日本では,全日空のみが導入しました。
当初は,全日空の主力機と目されましたが,
輸送量と航続距離の大きいボーイング747や
双発で高効率のボーイング767に押され,
1995年/平成7年に全機退役しました。
ロッキード L-1011 トライスター JA8516
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
ボーイング727は,
全日空が初めて導入したジェット旅客機でした。
1965年/昭和40年から,ボーイング727を43機
(100型12機,200型31機)を投入しました。
全日空のボーイング727は,
100型が1973年/昭和48年までに全機退役,
200型は1984年/昭和59年から退役が始まり,
1990年/平成2年に,全機が退役しました。
ボーイング 727 JA8343
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
ボーイング767-200は,2人乗務機として
1981〜1994年/昭和56〜平成6年に生産された
767型機の最初期モデルです。
全日空では,2004年/平成16年に退役しました。
ボーイング767-200の後継機である
B767-300も初期に導入された機体は,
製造から20年以上経過しているものがあり,
B787による順次置き換えが予定されています。
ボーイング 767-200 JA8488
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
ボーイング737は,
客席数100-200席のジェット旅客機で,
7000機以上が製造されています。
全日空は,200型と200Advanced型を導入し,
地方路線のジェット化に貢献しました。
200型と200Advanced型は,
2003年/平成15年まで使用されました。
ボーイング 737 JA8417
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
ボーイング737は,後継機である500型に続き,
700型,800型が導入されてます。
ボーイング 737 JA8456
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |
|
|
|
YS-11は,日本航空機製造が製造の
双発ターボプロップエンジン方式の旅客機です。
182機(国内民間75機,官庁34機,輸出76機)が
製造され,日本をはじめ各国で使用されました。
全日空は,1970年代に30機の保有をピークに,
1980年/昭和55年頃から順次退役させ,
1991年/平成3年の新潟-仙台のフライトが,
最後の運航になりました。
YS-11 JA8755
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路
|
|
|
|
日本近距離航空は,1974年/昭和49年,
離島などの輸送改善を目的に設立されました。
1987年/昭和62年,
全日空資本のエアーニッポンとして再出発し
2012年/平成24年,
全日空に吸収合併されました。
1978年/昭和53年,全日空から
YS-11型機と羽田-大島線,羽田-三宅島線の
移管を受けています。
YS-11 JA8726
撮影 1984.8.18
羽田空港・B滑走路 |