Last Update 2016.3.1
      
  伊予鉄 (伊予鉄道)

  伊予鉄道は,1888年/明治21年に松山市-三津間に四国初の鉄道を開業しました。

  伊予鉄道は,郊外電車(鉄道線)と松山市内線(路面電車)を運営しています。

  郊外電車は,松山市を拠点に3方向に高浜線,横河原線,郡中線の3路線があります。
  当時,これら3路線には,自社発注の100系,300系,600系とともに,
  大手私鉄から譲渡の110系,120系,130系が運用されていましたが,
  現在までに,全ての車輌は廃車になっています。
  現在は,京王電鉄から譲渡の700系(京王5000系・18輌),3000系(京王3000系・30輌),
  自社発注の610系(4輌)が運用されています。

  松山市内線には,当時の主力の50系が,現在でも主力として運用されていますが,
  超低床の連接車に置換えが進められています。


 1974.3.20 古町〔伊予鉄道 高浜線〕
*Photo画面をクリックすると,大画面の連続写真をご覧いただけます。
  100系・206号

  高浜線が電化の1931年/昭和6年に
  10輌のモハ100形,200形が
  製造されました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  100系・106号

  郡中線が電化の1950年/昭和25年に
  4輌のクハ400形がモハ300形とともに
  製造されました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  100系・201号

  100系は,
  1984〜85年/昭和59〜60年に
  104編成を除いて廃車になりました。
  予備車として残った104編成も
  1987年/昭和62年に
  廃車になりました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  110系・114号

  横河原線電化の1967年/昭和42年に
  西武鉄道からモハ151形・クハ1151形の
  譲渡を受けて導入した車輌です。
  他社からの初めての譲渡車でした。
  1994年/平成6年までに
  廃車になりました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  100系



  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  130系・131号

  130系は,
  モハ130形とクハ430形,サハ510形の
  9輌から構成されます。
  クハ430形を除いて
  帝都電鉄の車輌が起源になり,
  相模鉄道,京王帝都電鉄から
  譲渡を受けました。
  1987-91年/昭和62-平成3年に
  廃車になりました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  100系・205号



  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  モニ30形・30号

  モニ30形電車は路面電動貨車で,
  1952年/昭和27年に
  自社古町工場で製造されました。
  古町工場の入換え作業車として
  運用されましたが,
  1990年/平成2年に運用を終了し,
  2007年/平成19年に除籍されました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 高浜線〕
 
  モハ50形・78号

  モハ50形は,
  1951〜65年/昭和26〜40年製造の
  路面電車です。
  現在でも,主力として
  運用されています。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・62号

  62〜78号は,
  50形後期形に分類され,
  前面窓が大きくなり
  屋根の浅い軽快なスタイルに
  なっています。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・55号

  54〜55号は,
  1953年/昭和28年に製造されました。


  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・68号

  65〜69号の5輌は
  1960年/昭和35年に製造されました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・52号

  51〜53号は,
  1951年/昭和26年に製造されました。

  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・68号



  1974.3.20
  古町〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・1001号

  100〜1003号は,
  元呉市電1000形で,
  呉市電廃止前の1967年/昭和42年に
  譲渡受け導入されました。
  2004年/平成16年までに
  廃車になりました。
  1001号は呉市に返還され,
  保存されています。

  1974.3.20
  松山市駅〔伊予鉄道 花園線〕
 
  モハ50形・67号

  道後温泉駅は,
  1895年/明治28年に
  道後鉄道が道後駅として
  開業しました。
  現在の駅舎は,
  1911年/明治44年建築当時の駅舎を
  1986年/昭和61年に
  復元したものです。

  1974.3.20
  道後温泉〔伊予鉄道 城南線〕
 
  モハ50形・81号

  81号は南海電鉄・和歌山軌道線の
  321形324号を
  1971年/昭和46年に譲渡されました。
  1987年/昭和62年に廃車。

  1974.3.20
  国鉄松山駅前〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・75号



  1974.3.20
  国鉄松山駅前〔伊予鉄道 大手町線〕
 
  モハ50形・60号

  国鉄松山駅前は,
  JR発足時の1987年/昭和62年に
  現在の松山駅前に改称されました。

  1974.3.20
  国鉄松山駅前〔伊予鉄道 大手町線〕