Last Update 2017.6.1 | ||
1984年/昭和59年,急客電機EF58が終末期を迎えていました。 EF58は,戦後間もない1947年に登場しましたが, 1952年/昭和27年から当時流行の流線形車体に変更され, スタイリッシュな姿は優等列車の牽引に似合いました。 東海道線,山陽線,高崎線,東北線などの幹線電化に合せて, 運用範囲を広げ,1950〜70年代の客車列車牽引の主力でした。 その後に,客車列車の電車化により活躍範囲は狭まり, 1984年当時,荷物列車牽引が最後の仕事になっていました。 EF58が牽引する東海道線・荷物列車33レは, 東海道旅客線を走る唯一のEF58牽引列車として人気がありました。 当時,荷33レを横浜付近で幾度も撮影しました。 1984年から,東海道・山陽線の荷物列車の牽引が, 碓氷峠の貨物列車廃止により余剰となったEF62に置換わり, EF58に会うことはなくなりました。 |
撮影 1984.1.28 品川 〔東海道本線〕 | ||