Last Update 2014.6.1
      
 新今宮駅       堺駅       昭和60年の南海電車
南海電鉄は特急“サザン”(大阪難波-和歌山港)と,
南海フェリー(和歌山港-徳島港,以前は小松島港接続する
南海四国連絡ライン(大阪難波-徳島)を運行しています。


和歌山市-和歌山港間が開業した1956年/昭和31年当時は,
関西-四国を結ぶ最短ルートとして活況を呈しました。

南海電鉄は,1973年/昭和48年,
11001系後期車(1957年〜製造)を昇圧改造した
半流線形1000系電車を
四国連絡特急“四国号”に投入しました。

“四国号”は1985年/昭和60年に廃止され,
1000系電車は10000系“サザン”
にバトンを渡し,
特急運用から離脱しました。

   南海電鉄は,1954年/昭和29年,特急・急行運用に高性能車11001系をデビューさせ,
   1956〜62年/昭和31〜37年には,前面2枚窓流線型の11001系2次車を投入しました。

   1973年/昭和48年,南海電鉄が架線電圧を直流600Vから1500Vに昇圧したとき,
   流線形の11001系2次車を1000系(6輌編成・4本,24輌)に改造し,
   四国連絡特急“四国号”として運転を開始しました。

   1000系は,緑の南海電車のシンボルでした。

撮影 1985.10.28  今宮戎-新今宮 〔南海電鉄 南海本線〕 
撮影 1985.10.28  〔南海電鉄 南海本線〕