Last Update 2016.12.1
        
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ED5010形・5015号
  ED5010形は,東武鉄道の貨物用電気機関車です。
  東武鉄道は,貨物輸送の主力としてきた蒸気機関車を
  1955年に策定した貨物列車電化計画により自社発注の電気機関車に置き換えました。
  ED5010形は,先のED5000形を基本に
  1957〜62年/昭和32〜37年,日立製作所により14輌が製造されました。

  1980年代に入り,貨物の削減,貨物列車の廃止により,
  電気機関車の廃車が進み,ED5010形は1987年には全車廃車になりました。
  このとき,東上線に運用されていたED5014とED5015は杉戸倉庫に留置,
  その後,ED5014は解体,ED5015が東武鉄道博物館に展示されました。
キャブオーバーバス・日産180型
  キャブオーバーバス・日産180型です。

  キャブオーバーバスは,ボンネットの横に運転席を配置した構造のバスで,
  ボンネットバスに較べて,車内が広くなり乗車人数を多くできますが,
  エンジンが客室にあるため,騒音と放熱の問題がありました。

  このバスは,1951年/昭和26年,富士重工業で製造,
  昭和40年代始めに廃車になり,
  佐野線・渡良瀬駅前に放置されていましたが,
  東武鉄道博物館開館に合せて,往時の姿に復元,展示されています。