Last Update 2014.9.1
      
  阪急電車快走   

   東海道本線は,山崎付近で阪急電鉄・京都線(十三-河原町)と交差しています。
   東海道本線の列車撮影に合わせて,阪急電車を撮影しました。

   阪急電車は,マルーン塗色に銀色のアルミ窓枠がおしゃれなデザインです。
   現在は,屋根肩部をクリーム色に塗装されていますが,
   基本はマルーン塗色が踏襲されています。

   当時は,京都線専用特急としてクロスシートの特急専用電車2800系が,
   正面に2枚の標識をつけて,大阪梅田-京都河原町を38分で疾走していました。

   新快速との競走は,今も続いています。

2800系 大阪・阪急梅田行特急     1975 大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
*Photo画面をクリックすると,大画面の連続写真をご覧いただけます。
  2800系・京都河原町行特急

  2800系は,1964年/昭和39年に
  京都線特急専用車として登場しました。
  その後,冷房装置が取り付けられ,
  
乗客増に貢献しました。
  1975年/昭和50年から,
  後継の6300系が順次投入され,
  1979年/昭和54年に
  特急運用から引退しました。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
 
  5300系・京都行急行

  5300系は,
  1972年/昭和47年に登場しました。
  現在でも,元気に活躍しています。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
 
  2300系・京都瓦町行普通

  新幹線の工事の影響を受けて
  阪急京都線の高架工事(大山崎-上牧)を
  することになり,
  1963年/昭和38年の4〜12月,
  新幹線の線路を仮線として,
  阪急電車が走行しました。
  このとき,新幹線の線路を走った
  現役の電車は,
  2300系になってしまいました。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
 
  2000系急行と2300系普通

  2300系は
  1960年/昭和35年に登場しました。
  阪急電鉄は,
  リニューアル工事を丁寧に進め,
  2300系のような車齢の高い電車でも,
  綺麗な状態で,長く活躍しています。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
 
  2300系・嵐山行急行

  阪急京都線は,大正末期から
  新京阪鉄道が建設しました。
  新京阪鉄道は,1928年/昭和3年に,
  大阪・天神橋-京都・西院を開業しました。
  その後,京阪電鉄に統合され,
  さらに,戦時中に
  京阪電鉄と阪神急行電鉄が合併して
  京阪神急行電鉄になりました。
  戦後,京阪電鉄が分離して,
  阪急電鉄・京都線になりました。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕
 
  2800系・京都河原町行特急

  阪急電鉄では特急は最上位の種別です。
  現在の所要時間は,
  大阪梅田から京都河原町の所要は,
  日中は42〜43分です。
  当時の所要時間は38分で俊足でした。


  1975
  大山崎-長岡天神〔阪急電鉄・京都線〕