Last Update 2014.9.1
      
  列車往来   

   優等列車の車両基地が向日町運転所にあり,
   東海道本線・山崎は,営業列車に回送列車を加えて,多くの優等列車が走っていました。

   1975年/昭和50年3月の山陽新幹線・岡山-博多開業による大規模なダイヤ改正で,
   山陽本線を走る優等列車は,昼行列車は全廃,夜行列車も大幅に削減・再編されました。

   このため,山崎を走る優等列車は減少しましたが,
   九州寝台特急,北陸特急などが残り,山崎は列車撮影の絶好のポイントでした。

1975  山崎〔東海道本線〕
*Photo画面をクリックすると,大画面の連続写真をご覧いただけます。
  581系・寝台特急きりしま

  電車寝台特急きりしまは,
  1970年/昭和45年,
  京都-西鹿児島間に登場しました。
  1975年/昭和50年3月のダイヤ改正で,
  きりしま は 明星に統合され,
  廃止になりました。
  ただし,きりしま のダイヤは,
  なは(新大阪-西鹿児島) に
  引き継がれました。


  1975.3
  山崎〔東海道本線〕
 
  キハ181系・特急しなの

  長野特急しなのは,
  1968年/昭和43年に名古屋-長野を
  結ぶ特急として誕生しました。
  新鋭のディーゼル特急キハ181系が
  投入されました。
  1971年/昭和46年,
  大阪-長野間の急行ちくま(昼行)が,
  特急しなのに格上げされ,
  大阪にキハ181系が登場しました。
  1975年/昭和50年3月のダイヤ改正で,
  キハ181系
は特急電車381系に
  変更されました。

  1975.3
  山崎〔東海道本線〕
 
  481系・特急白鳥

  特急白鳥は,大阪-青森・上野を
  結ぶ特急として
  1961年/昭和36年に誕生しました。
  1965年/昭和40年に,
  上野・白鳥をはくたかに譲り
  大阪-青森間を
  2001年/平成13年まで走りました。


  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  20系・特急あかつき

  1975年/昭和50年3月のダイヤ改正で,
  関西-九州間の寝台特急は,
  鹿児島本線系統が,明星
  長崎本線系統が,あかつき
  日豊本線系統が,彗星
  に再編されました。。


  1975.3
  山崎〔東海道本線〕
 
  485系特急雷鳥と103系普通電車

  特急 雷鳥は,
  大阪-富山を結ぶ特急として
  1964年/昭和39年に登場しました。
  その後,運転本数を増やしました。
  スーパー雷鳥(のちのサンダーバード)が
  併設されました。
  2011年/平成23年,
  485系の運用廃止により,
  サンダーバードに統合されました。


  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  475系・急行ゆのくに

  ゆのくには,
  大阪-金沢間の臨時準急列車でした。
  
1968年/昭和43年,
  大阪-金沢・輪島間の電車急行として
  運転を始めました。
  七尾線に直通するゆのくには,
  キハ58系が運用されました。
  雷鳥の増発により,
  1982年/昭和57年に廃止になりました。


  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  キハ58系・急行ゆのくに1号・越後

  急行ゆのくにのうち,
  七尾線に乗入れるゆのくには,
  キハ58系が運用されていました。
  気動車急行ゆのくには,
  1978年/昭和53年に廃止になりました。


  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  クモユ141形郵便電車

  郵便物を鉄道運送する専用車輌として,
  郵便車がありました。
  郵便車は,郵政省が保有し,
  客車,電車,気動車の専用車が
  運用されていました。
  1986年/昭和61年の鉄道郵便輸送終了で,
  
クモユ141形郵便電車は廃止になりました。

  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  113系・快速電車

  113系近郊型電車は,
  1963〜82年/昭和38〜57年に
  約2900輌が製造されました。
  全国の直流区間で馴染みの電車です。
  
現在でも,活躍しています。

  1975
  山崎〔東海道本線〕
 
  0系・東海道新幹線

  1975年当時,東海道・山陽新幹線は,
  0系電車のみが運用されていました。
  100系電車が登場するのは,
  10年後の1985年/昭和60年でした。


  1975
  山崎付近〔東海道本線〕